キャンプにはテントが欠かせません。でも、テントを張るだけでは十分ではありません。雨が降ると水が浸み込んできたり、虫がわいたりと、さまざまな問題が起きることがあります。その問題を解決するのに重要な役割を果たすのがインナーテントです。インナーテントだけでも風通しがよく虫の侵入を防ぐことができ、フロアレステントやタープと一緒に設置すれば、日差しや雨風を防ぎながら通気性も抜群の、頑丈なキャンプシェルターが完成します。
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インナーテントの選び方
インナーテントを選ぶ際には、以下の点を考慮することが重要です。
タイプ:インナーテントには吊り下げタイプとスリーブタイプの2種類があります。
吊り下げタイプ
吊り下げ式インナーテントは、まずポールを組み立て、そのポールにインナーテントのフックを掛けます。組み立て・撤収が簡単で初心者におすすめ!ただしフックが外れるとインナーテントが倒れてしまうので注意!
スリーブタイプ
スリーブ式はテント本体のスリーブにポールを通して設営します。均等な荷重分散と高い強度が特徴です。また、吊り下げ式のようにインナーテントとポールが分離しないため、風にも強いです。ただし、撤収時にポールの接続部分がスリーブ内で外れてしまい、スリーブから取り外しにくくなり、撤収に時間がかかる場合があります。
使用目的:インナーテントはキャンプ、ハイキング、登山などのアウトドア活動に使用されます。使用目的に応じて、必要なサイズ、素材、重量などを選択する必要があります。
素材: インナーテントの素材には、メッシュ、ナイロン、綿、ポリエステルなどがあります。適切な種類のインナーテントを選ぶことで、アウトドア体験を快適にすることができます。
● メッシュインナーテント:通気性のあるメッシュ生地で作られており、通気性を向上し、虫の侵入を防ぎます。主に暑い気候で使用されます。
● ナイロンインナーテント:軽量で耐久性のあるナイロン生地で作られており、寒冷地でよく使用されます。
● コットンインナーテント:通気性のあるコットン生地で作られており、暖かく湿気の多い気候でよく使用されます。コットン生地は通気性に優れ、快適な睡眠を提供できます。
● ポリエステルインナーテント:軽量で耐久性のあるポリエステル生地で作られており、温暖な気候でよく使用されます。
重量: アウトドア活動では、荷物の重量は重要な考慮事項です。インナーテントの重量は携帯性に影響します。軽量でかさばらないものを選択すると、持ち運びが簡単になります。
インナーテントの掃除方法
快適なキャンプを過ごすには、インナーテントを清潔に保つことが非常に重要です。以下にインナーテントの掃除方法に関するヒントをいくつか紹介します。
簡単な掃除
一番簡単な方法は、掃除機を使ってホコリや砂、落ち葉などを取り除くことです。掃除機を使えば、短時間で大量の汚れを取り除くことができます。また、毛布やシーツなどの布製品を使って床を拭き、汚れを拭き取ることもできます。
柔らかいブラシでこする
インナーテントの壁にシミや汚れがついた場合は、ブラシでこすって落とすことができます。ただし、インナーテントの素材によってはブラシを使うと傷めてしまうこともあるので注意が必要です。柔らかいブラシを使うか、タオルで軽くこすってください。
洗剤を使う
「汚れがひどい場合は、洗剤を使うこともできます。」ただし、洗剤を使う場合は洗濯表示を確認し、使用する洗剤の種類に注意してください。洗剤を使用する場合は、適量の洗剤を水に溶かし、柔らかいブラシでこすり洗いした後、水で十分にすすいでください。
ドライ
インナーテントを洗浄した後は、風通しの良い場所で十分に乾燥させてください。湿った状態で保管すると、カビや細菌の繁殖につながります。また、完全に乾燥していることを確認してから保管してください。
上記のように、インナーテントのお手入れには、簡易洗浄から洗剤を使ってこすり洗いする方法まで、いくつかの方法がありますので、インナーテントの素材や汚れの程度に合わせて最適な方法を選びましょう。
最後に、キャンプで快適な滞在を楽しむためには、インナーテントの重要性を理解し、適切なインナーテントを選ぶことが大切です。行くキャンプ場の気候や環境、滞在期間などに合わせて、適切なインナーテントを選びましょう。
キャンプは自然と触れ合い、非日常を体験できる楽しいアクティビティです。インナーテントで快適なキャンプライフを楽しみましょう!